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だってチラシの裏だもの。
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 介護等体験は火曜日に無事に終了しました。

 教職を取っていない人の為の大雑把な解説。
 「介護等(の)体験」とは、小学校or中学校の教員免許を取得する際に義務付けられている何か。期間は7日間で、その内訳は社会福祉施設(大抵は老人ホーム)で5日間、特別支援学校(障害を持つ子供の為の学校)で2日間。 ※()内は湯月のイメージ理解なのであまり真に受けないで下さい。
 とにかく、義務教育に関わりたかったら7日間はこういう施設で何かして来い、って話。解説終わり。


 この制度が始まったのは十数年前で、割と新しめの試みです。試み、だと湯月は思っています。この制度をどうやるとか、何をさせるとか、教育者育成において何がどう良くなるとか悪くなるとか、全部が実験段階なんだと思います。そう思いたいです。
 「介護等(の)体験」の目指すところは「人の心の痛みのわかる教員」の育成だそうです。政治家と官僚の好きそうな文言です。立派な御題目です。何度読んでも失笑を禁じ得ません。たった7日間で人の心の痛みが分かるなら、世界は優しさで満ち溢れていると思います。

 正直、介護等体験の意義について疑問を感じています。

 特別支援学校での体験はとても有意義なものでした。教員になろうと思ったら何らかの困難を持つ生徒との関わりは避けては通れないんじゃないかと。特別支援学校に配属されないとも限らないでしょうし(たしかそうだった筈)、通常の学級を受け持っても全員が全員健常児という御時世でもないかと。
 そもそも、障害があろうがなかろうが子供である事に変わりはないわけで、生徒指導という点では同じじゃないかと。
 以上の事から、特別支援学校の体験については異論はありません。とても楽しかったです。

 社会福祉施設は疑問だらけでした。
 社会福祉施設と言っても実際は色々な施設があるようですが、介護等体験に関する学習本を読んだ限りでは老人ホームがほとんど、という印象でした。
 別に老人ホームが悪いと言いたいわけではないのですが、以前の日記にも書いた通り、老人ホームで我々素人が出来る事は非常に限られています。学生は資格を持っていませんから介護に関する事は一切できません。基本的に見ているだけです。学生が直接できる事と言うと、車椅子を押すくらいなんじゃないかと思います。車椅子に乗せる、車椅子から降ろすといった作業はできません。誤嚥の恐れがあるので食事介助など以ての外です。唯一できる車椅子押しも、職員さんに指示された場所に連れて行く時だけです。散歩をするわけではありません。
 そういうわけで、学生の仕事は掃除、片付け、洗濯等々の裏方作業になります。自宅やバイト先で出来る事ばかりです。わざわざお金を払ってやらせて貰うような仕事とはとても思えませんが。
 高齢者とのコミュニケーションは一方的に愚痴を聞いていた時間が圧倒的に長くて、何と言って良いのか分かりません。ちなみに、この愚痴は事実無根のものです。……コミュニケーション?


 全くの無駄だったとは思いませんし、得るものもあったとは思います。教師になる為に無駄な経験というのはそうそうないと思っています。
 ただ、5日間も必要かどうか。
 教育現場の一つである特別支援学校での体験が2日間で充分だと言うんですから、教育現場ではない老人ホームは2日未満でも充分なんじゃないですか。
 5日間、テーブル拭きとゴミ収集と洗濯物をして人の心の痛みが分かるとは到底思えません。もしそうだとしたら、専業主婦(主夫)は全員菩薩。



 ……と言いますか、「人の心の痛みの分かる」必要があるのは何も教員に限った話ではないかと。政治家だって人(国民)の痛みが分かる必要があるのではないかと。教員志望者に社会福祉関連のボランティアを強制するのなら、政治家志望者にも義務付けるべきだと思います。
 具体的には、選挙に出馬する際に介護等体験をしたと証明する書類の提出を義務付けたら良いかと思います。高齢化社会ですから、老人ホームで介護等の体験をするのが適切でしょう。7日間ほど体験すれば充分かと思われます。
 「高齢者」に該当される方はこの体験を免除されます。やはり国民の側に立って考えるべきですから、「高齢者」の定義は「国民年金の受給開始年齢を過ぎている者」としたら明確になるでしょう。国民年金受給未満は非高齢者という図式ですね、分かり易いです。将来的に受給開始が70歳、80歳となれば体験を義務化される方が増えてゆく構想です。年を取っても人の心の痛みを知り直す事は大事ですものね。


 妄想したら少し気が晴れました。

 何が言いたかったのかと言いますと、介護等体験の着想は良かったのではないかと思いますが、もう少し練りようはないのかと。
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